ノマドの足跡

旅、酒、ニュース、仕事関連などなど。思いつくまま書いたものです。

【高知2010夏】 川バス (8月29日)



江川崎からは「川バス」なるものに乗り、さらに四万十を沿って中村に戻ります。
この「川バス」。レトロな感じのボンネットバスでなかなか可愛らしいです。
江川崎〜中村間を走るだけでなく、途中途中に案内が入り、沈下橋などの名所を通っていきます。


夏休みももう終わり。この「川バス」もこの日が最後。そして私たちが乗ったのはその最後の便。そして乗客は私たちだけ。
で、このバスの運転手さんのまたおもしろいこと!中村までの2時間半、ずーっとしゃべり倒し!「さんまさんは天才や。あれだけ話がとぎれんのはすごい。」といいながら、運転手さん、ノンストップでしゃべりました。途中、案内のVTRも忘れてるし(笑)だけどめっちゃ楽しかった。運転手さん、あなたも天才ですよ!


勝間の沈下橋。「釣りバカ日誌」の撮影も行われたらしいです。


佐田の沈下橋。最も下流にあり最も長い沈下橋、全長およそ300メートル。


こんなふうに地元の自動車は走っていきます。が、よそからの旅行客が自動車でさしかかるとかなり躊躇するらしい。。。


*高知西南交通 川バス
http://www.kochi-seinan.co.jp/BONNET.JPG



その晩は中村に宿泊。
夕食は、「川バス」の運転手さんに教えてもらった郷土料理店「花ぜん」で夕食。
ここがなかなか素敵なお店で、四万十の川の幸を存分に堪能。


川エビ(手長エビ)の唐揚げ。これがビールのつまみにもってこいで、いちばん最初にオーダー。


天然アユの塩焼き。ちなみに、このあたりで食されるアユはすべて天然!


佐清水港「清水サバ」の棒寿司(炙り)。ここで清水サバのリベンジ。


*郷土料理「花ぜん」
http://www.bitsoft.jp/biz/hanazen/


このあとはしごして、多くの地元の人たちでにぎわう「味劇場 ちか」という居酒屋へ。
居酒屋といえども侮るなかれ、なかなか料理は充実してます。
少しばかり驚いたのが、「ごぼうの鰻巻き」。なんと使われているのは天然の鰻。サイズが均一でない天然の鰻はここ四万十でも結構な高値です。それがこんなに手頃で出されているのは、サイズの小さい鰻が安価で手にはいるからとのこと。うな丼やうな重で出されない小さいサイズのものを使ってこうしてゴボウ巻きにしているのです。なかなかのアイデアにして贅沢そしてリーズナブルな逸品。

*味劇場 ちか
http://ajigekijyoutika.jp/