ノマドの足跡

旅、酒、ニュース、仕事関連などなど。思いつくまま書いたものです。

【高知2010夏】 中村 (8月30日)

最終日。ホテルをチェックアウトして出かけます。
四万十川沿いの「アカメ館」までバス。バスの本数が少ないので、こういうとき自家用車でないと結構たいへんです。


アカメというと、四万十川に棲息する幻の巨大魚。僕は昔、「釣り○○三平」で初めて知りました。
汽水域に棲んでいてスズキに似てますが、体高が高く、何より目が赤いのが特徴。もちろんその名前の由来になっています。
オーストラリアにはバラマンディという、食用でもポピュラーな魚がいます。それといっしょかなと思っていましたが、この一帯だけに棲む固有種とのことでやっぱり違う種なのかな?
この「アカメ館」の水槽に数匹が飼われています。



ここでは食事ができたりおみやげが買えたりしますが、そのほかに投網見学や「舟母」という特殊な帆掛け船に乗る体験ができます。
ちょうど時間があったのでその舟母に乗りに行くことにしました。このときもまた他のお客さんはなし。今回の旅はとにかく貸し切り状態が多いです。
このようなバスで15分ほど川上に走っていったところに舟母の船着き場があります。




舟母



「舟母体験」では帆を上げたり、艪を漕いだりということをやらせてもらえます。
浅瀬のところまで行き、舟を下りることもできます。
この旅で初めて四万十の水に入りましたが、冷たくて気持ちよかった!
ここの船頭さんもおもしろいおじさんでした。





午後、いよいよ中村を出て高知に向かいます。
土佐くろしお鉄道、中村〜土佐佐賀間は、山の迫った海沿いを走る路線で、トンネルと海岸線を繰り返します。
とぎれとぎれながら間近に見える太平洋はとても綺麗です。なかなかの名車窓風景だと思います。






高知からバスで高知空港へ。
最後のなごり。空港のレストランで「清水サバの漬け丼」と須崎の名物「釜揚げラーメン」を食べました。
これで心残りなし!羽田行きの飛行機に乗り込みます。



清水サバの漬け丼


須崎の釜揚げラーメン