ノマドの足跡

旅、酒、ニュース、仕事関連などなど。思いつくまま書いたものです。

【ホーチミン・シンガポール】 「ほんとう」の値段は?

東南アジアを旅していてしばしば当惑するのが「買い物」。
向こうがふっかけてきて値段交渉がたいへん!というのではありません。
そんなことはさすがにもう慣れっこになりました。
問題は、いくらが妥当な値段だったのか、結局わからずじまいということが、しばしばあることです。
「だいぶん値段が下がったけど、もっといけたかな?」
とか
「ちょっとやりすぎてしまったかな?」
とか、思うことです。
で、たいていの場合、結局はどのくらいがだとうだったのか、わからなかったりします。


当然のことながら覚悟はできていたとはいえ、ホーチミンでの買い物はまさにそんな感じでした。
それでも好きなので、市場とか夜市とかにふらふらと出かけては買い物をしてみるのですが。。。


ベトナムの「定番」のおみやげの一つに、「ロータスティー」というのがあります。
つまり、蓮のお茶です。
飲んでみましたが、実際に蓮なのか何なのか???
そもそも蓮の葉を食べたことがないのでよくわかりませんが、いかにもベトナムのテイストいや香りです。
日本で飲むと、鼻からベトナムを思い出して、悪くはありません。
さてこの「ロータスティー」。わたくしもおみやげに一つ、と思って物色していたのですが。。。
2日目の夜に夜市で見かけたときに値段を聞くと、60000ドン、つまり350円くらい。
それが「言い値」だからもっと安くなるのでしょう。30000くらいにはなるかな、なんて思いながらその日はそのまま。
ところがその2日後、また同じ店に行ってみるとこんどは90000からのスタート。
そりゃないよ!交渉もせずに終わり。
結局、空港のなかのおみやげ屋さんでみると(もちろん「値札」ですが)、2米ドル。200円弱というところ。
結局、そこで買うことに。。。
後で思えば、市内で30000くらいで買うのが妥当だったのかな、などと考えたりします。


東南アジアの市場でよく買うTシャツ。わたしはどういうわけか、各地の「ビール」のデザインのものを集めています。
今回は、「333」と「サイゴンビール」のTシャツを。
ついでに、ホーチミン氏のデザインのものを併せて3枚。
さていくらだろう?思いながら市場を歩いていると、「3枚1000円」(日本語)の声。
観光地にもなっている市場のなかで最初の一声だから結構高いのでしょう。
その晩、夜市で物色していると、3枚で270000ドンの声。およそ1600円!
これでは話にならない。
ここから値段交渉。
いくらだったら買うかというので、100000というと、「250000」。
「わかった!220000」
結局、170000までいきましたが、これじゃあちょっと話になりません。
本気であきらめて帰ろうとすると、
「100000ドン!」の声。
まあ、こんな感じで買い物をするわけですが、3枚100000ドン(600円弱)で買ったTシャツは、もはや高いのか安いのか、わかりません。


以前ペナンで、むりやり白タクに乗せられて、ホテルまで30リンギ(およそ900円)で連れられていったことがあります。
あまりにも強引で、どうなるのかとほんとうに心配したので、30でいってくれたからいいや、と思いながらも、やられたなー、と思っていたのですが。。。
ホテルからの帰り。
フロントで尋ねると調べてみると、港までは35リンギだといいます。
外のタクシースタンドで訊いてもやっぱり35リンギ。
結局どのタクシーも30ではいってくれないことが判明。
いくら白タクとはいえ、やっぱり値段はわからんなぁ〜と感じたことを思い出します。
まあ、それも含めて、東南アジアの旅は楽しいということなのですが。








ホーチミン市人民委員会庁舎


オペラハウス