ノマドの足跡

旅、酒、ニュース、仕事関連などなど。思いつくまま書いたものです。

江戸川乱歩 『怪人二十面相』

江戸川乱歩 少年探偵シリーズ

怪人二十面相

([え]2-1)怪人二十面相 江戸川乱歩・少年探偵1 (ポプラ文庫クラシック)

([え]2-1)怪人二十面相 江戸川乱歩・少年探偵1 (ポプラ文庫クラシック)


『少年探偵団』



懐かしいです!
何が懐かしいかって、この「表紙」!!
このおどろおどろしい感じの、独特の絵。
小学生の私にとっては、「妖怪人間ベム」のオープニングと同じくらい怖かった。
あの当時の気分を思い起こさせます。

このシリーズは、小学校の時、図書館に全巻がそろっていて、いつの頃からかハマった覚えがあります。
たぶん、シリーズのほとんどは読みました。
ただストーリーはぜんぜん覚えてないんだけど。。。orz

もしかすると、これが「懐かしい」っていう世代は、僕ら(昭和46年生まれ)よりも、もちょっと上なのかもしれません。
学校の本も、結構ボロボロでしたからねぇ〜
まあ、そのボロボロの本をむさぼるように読んだ(でもストーリーは覚えていないorz)、「あの日の記憶」。
その記憶(トラウマ?)が、今こうやってこの本を「自分のものにしたい」を思わせるのかもしれませんね。
駄菓子を「箱買い」するみたいに。
先日l、この本を見つけたときは、とりあえず最初の2巻を即買いしました。
(といっても、11月には出ていたみたいですが。。。)

で、今日、外に出ると寒そうだったので、うちで読んでました。
瞬時に(というのは大げさですが)、読了でした。
まあ、小学生の読む本ですしね。。。
いやいや、でもおもしろかったです。
ストーリーは単純ですが(でも覚えてませんでしたがorz)、楽しかったです。
「読者諸君」、なんていう「節回し」も、なんだか講談みたいで古めかしいですが、思い出して懐かしかったです。
今度、年末年始のお休みの間に、第2巻『少年探偵団』を読んでみたいと思います。
ちなみに現在、上記2巻の他に、次の4冊が刊行されているようです。


『妖怪博士』(第3巻)

『大金塊』(第4巻)

『サーカスの怪人』(第5巻)

『青銅の魔人』(第6巻)