ノマドの足跡

旅、酒、ニュース、仕事関連などなど。思いつくまま書いたものです。

上野鈴本初席夜の部



本日(7日)、上野鈴本演芸場の初席にいってまいりました。
演目は次のとおり。



三増紋之助  曲独楽
柳家一琴  「平林」
柳亭小燕枝  「強情灸」
柳家小さん  「替わり目」
大空遊平・かほり  漫才
入船亭扇遊  「権助芝居」
桂藤兵衛  「まんじゅうこわい
ダーク広和  奇術
柳家さん喬  「真田小僧
林家たい平  「粗忽の釘
昭和のいる・こいる  漫才
入船亭扇橋
柳家はん治
柳家紫文  俗曲
三遊亭金馬  「七草」
中入り
大神楽社中  寿獅子
江戸家小猫  ものまね
柳亭市馬  「三十石船」
柳家権太楼
林家正楽  紙切り
柳家小三治  「小言念仏」



とにかく多い!
客もそうですが、噺家も!!
初席は顔見せ的なものですからね。
一人あたりの持ち時間はおよそ10分!
古典はじっくり聴くどころかまともに演る時間もありませんね。
ショートバージョンか、マクラでつぶすパターンが多かったです。
そのなかで、後者のパターンで際立ってたのが、私の大好きな権太楼師匠。
これはもちろん贔屓目もありますが、もっとも爆笑をさらっていってたのは、間違いありません。
あと、古典でよかったのは金馬師匠の演目「七草」。
これは珍しい演目でしたが、今日しかできない噺。
あとは、こちらも私の大好きな市馬師匠。
こちらは珍しい演目。師匠の美声が響いてましたねぇ。
さん喬師匠もたくさん声がかかってました。


年明け初の寄席でしたが、この初席、大神楽連合の獅子舞など初席ならではの縁起物もあって、おめでたい雰囲気でとてもよかったです。