ノマドの足跡

旅、酒、ニュース、仕事関連などなど。思いつくまま書いたものです。

【ボルネオ】 コタキナバルへ

目的地はマレーシア、ボルネオ島サバ州のコタキナバル。
「コタキナバル」の「コタ」は市、「キナバル」は東南アジア最高峰の山、キナバル山に由来します。
実をいうともう二十年近くも前、私が初めて降り立った外国の地もこのコタキナバルでした。
(ただしそれは給油のための途中降機で、クアラルンプールに行く途中のこと。)


このコタキナバルまでは日本からの直行便もあります。
しかし、例によって私のツアープラン。
直行便でまっすぐ、なんてことはないわけです。
今回は成田からシンガポールまでの往復航空券。
そしてシンガポールからはジェットスターに乗り換えてコタキナバルに向かいます。



ジェットスター」。
聞き慣れない名前かもしれません。
それでも最近は、成田からオーストラリアへの直行便が運行され、ちょっとは聞くようになりました。
主に東南アジアとオーストラリアを中心に運行しており、この地域で初役中の「エア・アジア」や「バリュー・ジェット」などと同じ、格安エアラインの一つです。


さて、今回のジェットスターでのシンガポール〜コタキナバル間。時間にして2時間ちょっとなのですが、どのくらい「格安」かというと。。。往復で100シンガポール・ドル、すなわちおよそ6000円。つまり、片道3000円なのです!
名ばかりじゃない「格安」に、私もオドロキ。
以前、タイの国内線で「エア・アジア」は利用したことがあるのですが、今回の圧倒的な「格安」ぶりにはほんとうに驚きました。
ちなみに、シンガポールまでの往復も、最近ニュースになっている「ノースウエスト」でおよそ40000円(オイルサーチャージ・空港利用料込み)。
まあ、こちらは「格安」ではないですが、この区間の最安値でした。


さて、このボルネオ・コタキナバル。最近は結構観光客が増えているみたいです。
その理由は「エコツアー」。
ま、なんでも「エコ」が付くと商売になる時代ですが、ここではジャングルと海を中心とした自然生物を見て回るというツアーが人気のようです。
もっとも有名なのが、このボルネオとスマトラのジャングルに棲息するオランウータンやテングザル。海では、ウミガメや珊瑚。植物ではラフレシアといったところ。
コタキナバルはその中心都市としてかなり開発が進んでいました。
まあこういうことはよくあることですが、エコツアーが進むと開発も進む、という何ともいえない矛盾が進行しているようにも思いました。



*このシリーズは、2月11日(水)から16日(月)までのボルネオ旅行の記録です。