ノマドの足跡

旅、酒、ニュース、仕事関連などなど。思いつくまま書いたものです。

【2012年8月九州の旅】 天草

「A列車」の終着駅で三角線の終点である三角駅は古い駅舎をリフォームしています。 駅前にすぐ港があり、ここから天草へ行く船が出ています。 港の施設はこの円錐形の巻き貝のような形の建物にあります。 もしかして、駅名の「三角」にちなんだものかとも思…

【2012年8月九州の旅】 Take the A Train

今回の旅のいちばんの目的は、今年、JR九州に登場した特急列車「A列車で行こう」に乗ることでした。 スウィング・ジャズの名曲、「A列車に乗って(Take the "A" Train)」に乗って、熊本駅4番ホームに入線。 水戸岡鋭治氏デザインの、JR九州の車両はも…

【2012年8月九州の旅】 熊本の夜

*このシリーズは、2012年8月20日(月)から24日(金)までの、九州の旅の記録です。 成田空港から鹿児島空港へ。 成田空港の国内線は初めて使うけど、びっくりするほどさりげないゲート。 もしかしてスカイマーク=LCCだからだろうか? お昼時なので食べ…

【マレー半島東海岸2009】 コタバルの金曜日

列車がワカバル駅に着いたのは朝8時過ぎ。 ワカバルの駅からコタバルの市内までタクシーで20分ほど。 街に出る。 モスクの周りが賑やか。 この日は9月4日。金曜日。 金曜日はイスラムの休日。 しかもラマダン中なのです。 圧倒的にムスリムの多いマレー半島…

【マレー半島東海岸2009】 マレー鉄道シンガポール発

シンガポール駅でキップを購入。 列車は座席と寝台とがあり、寝台は上下二段で料金が違います。 上段が57ドルで下段が51ドル。 安いから、ではなく、出入りがしやすいという理由で下段を聞いたらすでに満席とのこと。 で、仕方なく上段に。シンガポール18時…

【マレー半島東海岸2009】 成田〜シンガポール

成田空港発17時30分、全日空901便。 日本のエアラインからみれば、シンガポール便でも東南アジア方面は「脇役」なのでしょうか。 B747−300という機材はこの時代、ちょっと古いです。シンガポール・チャンギ国際空港23時15分着。 出てきた…

でかい!豪華!新しい!―A380

今朝、シンガポールから帰ってきました。 そして、ようやく乗りました!エアバスA380あの、最新の超大型旅客機です。 *ご存じない方はこちら↓ http://www.singaporeair.co.jp/a380/content/aircraft/index.html 世界でもまだ導入しているエアラインは数…

【北海道2009】 川湯温泉〜網走、そして帰路へ

翌朝、釧路付近を震源とした地震がありました。 川湯温泉でも震度3くらいで揺れました。 おかげで釧網線の列車が安全確認の徐行運転となり、川湯温泉駅で一時間ほど待つことに。 無人駅に火の気はなく、また駅舎にある喫茶店「オーチャードグラス」も定休日…

【北海道2009】 釧網線〜川湯温泉

釧路を出て釧網線を北上。 この地を訪れるのはいつも決まって冬場。 ですので、緑の釧路湿原はまだみたことがありません。 ただ、流氷より前の季節に来たのは今回が初めて。 茅沼駅の広場にも、まだタンチョウが二羽しかいませんでした。 川湯温泉で宿泊。 …

【北海道2009】 釧路「鳥善」のザンギ

なぞる。 そんな気がします。 何度も書いているように、今回の旅はその大半が3年前の暮れに旅した行程と同じなのです。 立ち寄る店なんかも同じです。 先に進んでいない、そんな気もします。 でも、かつて知ったるところに3年ぶりに訪れて、なんだか懐かし…

【北海道2009】 帯広 元祖豚丼「ぱんちょう」

旭川を朝出た列車は、11時半頃、終点の帯広に着きます。 ちょうどいい頃合い。 お昼を駅前の「元祖豚丼 ぱんちょう」で食べます。 この店へ来るのは2回目。 前回来たのは3年前。2006年の暮れでした。 豚丼も帯広の名物となって、この「元祖豚丼」を称…

【北海道2009】富良野線、絶景

朝、旭川を出るときの気温はマイナス15度。 僕の人生の中で一番寒かったのではないかと思います。旭川駅発7時43分。 この列車はかつて釧路行きで、日本で一番長い時間を走る普通列車(特別料金が要らない)でした。 ちなみに当時、日本で一番長い始発か…

【北海道2009】旭山動物園

またまた来ました。旭山動物園。 外は零下12度を下回っています。 寒いです。 にもかかわらず、開園前から長蛇の列です。 人気は衰えていません! まだまだ大人気の「ペンギンパレード。」 時刻になると沿道にはかなりの人が陣取っています。 今回は1匹だ…

【北海道2009】稚内駅 「ふじ田」の「カニ爪弁当」

JR宗谷本線、稚内駅は駅前ロータリーを大規模に工事中でした。 聞くと複合商業施設ができるとのこと。 それに続いて駅舎も新しいものに建て変わるのだそうです。 こぢんまりした最北端の駅舎も2・3年後にはすっかり新しく様変わりするのでしょう。 その駅…

【北海道2009】最果ての地へ、ふたたび

この前、この町を訪れたのは2002年の大晦日。 あれから7年後、2009年12月23日にふたたび稚内を訪れました。 稚内空港。 2・3日前からの寒波でかなり雪が積もっています。 冬の北海道に降り立ったなぁという実感が沸きます。 JR宗谷本線、稚…

【青森ねぶた2009】 帰路、台風と盛岡冷麺

青森からの帰りは予定が狂いました。 台風の接近にともない関東から東北にかけて雨が強まるおそれがあったからです。 実際、昼頃には関東地方の鉄道ダイヤが狂い始めていました。 当初の予定では、10時頃に八戸を出て、在来線でトコトコ盛岡まで行き、夕方…

【青森ねぶた2009】 奥入瀬渓谷を歩く

「子の口(ねのくち)」という地名は十和田湖の北端、すなわち「子」の方角にあることからこのように名づけられたそうです。 ここから、十和田湖の水が奥入瀬渓谷へと流れ出します。 奥入瀬渓谷を下って歩く際の、ここがスタート地点になります。 このような…

【青森ねぶた2009】 十和田湖

8日の午後は十和田湖に行きました。 十和田湖はおよそ20万年前に起きた噴火でできたカルデラに水が溜まってできた湖らしいです。 とはいえ、周囲はおよそ40キロ以上。 しかも、深さが最大で360メートル以上あって、日本で三番目に深い湖だとのこと。…

【青森ねぶた2009】 陸奥湊で

8日(土)は、昼まで時間があったので八戸の陸奥湊まで出かけてみます。 八戸駅から八戸線で4駅ほど。 快速「うみねこ」で行きます。 ごくありふれた「キハ40系」なんですが、カラーリングとヘッドマークがかわいい。 陸奥湊は平日でも駅前朝市があると…

【青森ねぶた2009】 ねぶた海上運行と花火フィナーレ

青森ねぶた、最終日の夜は、青森港での海上運行と花火大会でフィナーレです。 海上運行は、賞を取った7基のねぶたが、艀に乗せられて港を運行します。 ねぶたはもともと七夕からきているそうで、その七夕お祭りのあとの燈篭流しから、かつては祭りの最後に…

【青森ねぶた2009】 昼のねぶた

とりあえず、以前も来た、県庁近くの「山水苑」で「ジャージャー麺」を食べます。 シンプルですが美味しいです。 私は「ジャージャー麺」にしましたが、もう一つの看板メニューの「タンタン麺」は、酸味の利いたユニークな味で結構やみつきになりそうです。 …

【青森ねぶた2009】 青森ねぶた祭りへ

青森のねぶた祭りには一度行ってみたかったのです。 6日(木)の午後、新幹線で青森に向かいました。 午後7時前に青森駅に到着。 あまり下調べもせずに来たので、どこでどのように祭りが起きているのかわかりません。 が、とにかく、市内中心部の大通りの方…

ぶらっと内房まで

26日日曜日。 朝から晴れ。 内房へ出かけることにしました。 内房線「浜金谷駅」で下車。 うちからは2時間弱の行程です。 金谷では地元のお祭りが開かれていたようです。 内房の海を望む温泉施設「天然温泉 海辺の湯」へ。 まずは風呂に入ります。 が、や…

【京都2009年6月】 「新福菜館」の中華そば

中華そばの「新福菜館」。ここも、京都でよく行くところです。 市内にいくつか店があるようですが、わたしは京都駅近くの本店に行きます。たいへん特徴のあるスープで、ご覧のように真っ黒!しかし、見た目ほど辛くはないのです。 実はとても出汁が利いてて…

【京都2009年6月】 「松葉」のにしんそば

京都へ行くと、「松葉」のにしんそば。 私はわりに、ベタな名物は好きです。 いや、美味しいですよ。「にしんそば」。 何がいいかって、まずはにしんの「食感」。なんともいえない独特の歯ごたえが、他のものにはありません。 次に「風味」。みがきにしんの…

【京都2009年6月】 夏の京都

6月末の京都。暑かったです。 関東でも暑くなってきていましたが、やっぱり夏の京都は暑いです。 さて、夏の京都といえば、鴨川の納涼床。 一度ここで食事をしてみたいと思っていますがいまだにかないません。 鴨川と並行して街中のほうを流れているのが高…

臨時列車

足利まで行くのに今回は、東武線で栃木まで行き、そこから両毛線で富田まで行きました。 5年前にも行ったことはありました。が、なにせもう5年も前のこと。 路線検索で調べて行きます。 北千住で乗り換え。 次の電車は・・・と。。。「10時25分発」な…

あしかがフラワーパーク

昨日4日(祝)、栃木県足利の「あしかがフラワーパーク」に行きました。この時期の見どころは藤の花。 樹齢140年という古木の藤棚は巨大で、藤棚は20〜30メートル四方、幹の大きさも3メートル以上もあります。 また今が満開の花は房が大きく、淡い…

【ホーチミン・シンガポール】 アジアの「茶」

バックパッカーのバイブルともいわれる沢木耕太郎の作品『深夜特急』にこんなくだりがあります。 「何ということだろう。私は、あのイスタンブールのハナモチ氏が言っていた通り、ユーラシアの果ての国から出発して、アジアからヨーロッパへ、仏教、イスラム…

【ホーチミン・シンガポール】 マーライオン受難

「マーライオン受難」のニュースを知ったのは、日本からのメールででした。 「マーライオンに落雷があったそうですが」との、職場の人からのメール。その日は日曜日。新聞を読んでいませんでした。 前日の午後は、2007年12月にリニューアルオープンし…