ノマドの足跡

旅、酒、ニュース、仕事関連などなど。思いつくまま書いたものです。

【マレー半島東海岸2009】 マレー鉄道シンガポール発

シンガポール駅でキップを購入。
列車は座席と寝台とがあり、寝台は上下二段で料金が違います。
上段が57ドルで下段が51ドル。
安いから、ではなく、出入りがしやすいという理由で下段を聞いたらすでに満席とのこと。
で、仕方なく上段に。

シンガポール18時ちょうど発。
30分ほど前に駅に着きました。
目的地のワカバルには明朝8時14分着の予定。
駅構内の両替で、5000円分だけマレーシア・リンギ(RM)に両替。
軽食と水を売店で購入。
ホームに行く手前、イミグレーションで「マレーシアの」入国手続き。
このマレー鉄道はおもしろいことに、鉄道に乗り込む前、シンガポールの出国手続きをする前にマレーシアの入国手続きを行います。その後列車でシンガポール北端のウッドランドへ向かい、そこにあるシンガポールのイミグレーションで一旦下車して出国手続きを行うという手順です。つまり、シンガポールを出る前に、マレーシアに入ってしまうということになります。






列車はかなりの長大編成。私の席は1号車25番で、最後尾の車両。
乗り込んで驚いたことに、すでに寝台が全部設置されていました。
そしてこれが困ったことに。。。
まだ夕方の6時だというのに、これからずっとベッドの上で、それも上段のベッドで過ごすことになるのです。
しかも上段のベッドは天井に頭が使えて座ることもできない。。。








気の毒なのは同じ車両にいたフランス人の大学生6人組。
こちらもみんな上段のベッドになったらしい。
おそらく、地元の方たちが早くに予約して下段が売り切れてしまうのでしょう。
フランス人たちはおしゃべりするのにも難儀しています。
仕方なく3人が片側の上段に座り、残りの3人が反対側の上段に座り、通路を挟んでおしゃべりしていました。
ところがそこへ車掌さんがやってきて、「ベッドが壊れるから複数でひとつのベッドに乗っかるのはやめろ」と注意。
仕方なく通路で立ち話したりしてましたが、ほどなくそれぞれのベッドにもどって音楽でも聴いていました。
で、私の方は、、、同じようにもう寝るしかないので、横になって本を読んだり音楽を聴いたり。
結局9時過ぎには寝てしまいました。












*この日記は、2009年9月1日から13日にかけて、マレーシア東海岸を旅したときの記録です。