ノマドの足跡

旅、酒、ニュース、仕事関連などなど。思いつくまま書いたものです。

【青森ねぶた2009】 十和田湖

8日の午後は十和田湖に行きました。
十和田湖はおよそ20万年前に起きた噴火でできたカルデラに水が溜まってできた湖らしいです。
とはいえ、周囲はおよそ40キロ以上。
しかも、深さが最大で360メートル以上あって、日本で三番目に深い湖だとのこと。
さらに、そこに注ぎ込む大きな川はなく、地下からの湧水がこの湖の水源になっているといわれているらしいです。
そのせいか、水の透明度は日本でも一番か二番らしく、その深淵へ向かって時間ごとに色が変わって見えるという美しい緑色がかった水がたゆたっています。
湖面は鏡面のごとく、しかも周囲を取り巻く水際には所々に崖が切り立ち、しかもその崖がところどころに鉄分が参加した赤い壁面を見せて、湖面の碧と奇妙な色のコントラストをなしています。
なんとも神秘的な湖です。






ついでに、白鳥の足こぎボートにも乗ってみました。

宮崎の高千穂と青森の弘前城で「手こぎボート」に乗ったことがありますが、あれはむずかしいですね。。。おまけに疲れる(^^;)
それにしても、おじさんたちは「手こぎボート」漕ぐのが上手いですよね。



十和田湖湖畔には、高村光太郎作の「乙女の像」があります。
高村光太郎といえば、中学校の時に教科書にあった詩「僕の前に道はない。・・・」の詩集のタイトルでずいぶんとおもしろがった思い出がありますが、彼は彫刻家としても有名なんですね。
その彼の最後の作品がこの「乙女の像」だそうです。






この日宿泊した十和田湖グランドホテルは、「伊東園グループ」のお手頃な価格。
一泊三食付きで5800円!
旅は一回のコストを下げて回数(&日数)をこなそうというわたくしたちのポリシーですが、それにしても今回の宿は安かったです。
ちなみに、夕食はバイキングで、「ズワイガニ食べ放題」。
「温泉宿で美味しい料理を」という向きの方にはかならずしもオススメしませんが、食事は決して悪くなかったですよ。
「三食付き」というのは翌日のお昼もお願いできるのですが、チェックアウトが10時ゆえ、とらない方が多いみたい。
あと、驚くことに、八戸および青森市内から「無料送迎バス」があるのです!
八戸から同じ路線をJRバスで行くと2600円かかりますから、これは結構大きいです。
ただこの日は、夏休み&土曜日ゆえ、家族連れでかなりにぎわってましたね。
それでもお風呂にはまあまあゆっくり入れましたが、夕食会場はかなりの混み具合でした(^^;)
あと、夕食が午後8時までというのもちょっと早かったですねぇ。
老舗っぽくて、ちょっと古い感じもしましたが、かなり大きなホテルでした。






*このシリーズは、8月6日〜10日にかけて行った、青森・八戸・十和田湖の旅の記録です。