ノマドの足跡

旅、酒、ニュース、仕事関連などなど。思いつくまま書いたものです。

【ホーチミン・シンガポール】 シンガポールへ

ホーチミンからシンガポールへ向かいます。
私は乗り物では外を眺めるのが好きなので、座席は窓際を選びます。
飛行機でもいっしょです。


ホーチミンタンソンニャット国際空港を離陸したベトナム航空VN741便はインドシナ半島の南端、いわゆる「メコンデルタ」の上空を通過します。
メコン川は河口付近のこの地域で大きく二つに分離し、その周辺には肥沃なデルタ地帯が広がっています。
まるで大きな動脈があって、その間を毛細血管が流れているように、メコンの本流とその間を通う支流、そして人工的につくられた運河(クリーク)が無数に張り巡らされている様子がわかります。


一旦海に出たあと、ほどなく今度はマレー半島が見えてきて、機体はマレー半島東海岸を沿うように南下していきます。
所々に美しい珊瑚礁に囲まれた島々が見えます。
そういえば、マレー半島東海岸には行ったことがありません。
ペナン、クアラルンプール、マラッカと、西海岸に人口が集中するマレー半島では、東海岸にまだまだ手つかずの自然と昔ながらの村落(カンポン)が残されていると聞いたことがあります。
海もきっと綺麗なんだろうと想像します。



ホーチミンを出て2時間弱でシンガポールチャンギ国際空港に到着します。
チャンギは2週間ほど前にも来たばかりで、不思議なことになんだかホッとします。「帰ってきた」感じです。
さて、そのチャンギ空港での新しい発見は、昨年オープンした第3ターミナル、通称「T3」です。
一昨年訪れたときには、「カミング・スーン」みたいな感じでデザインや施設の説明が展示されていましたが、それも完成したみたいです。
こんなような ↓ 感じで、実に広々とした立派な新ターミナルができあがっていました。


ちなみにこのT3に着くのは、ほとんどがシンガポール航空(SQ)の便で、私の乗るベトナム航空は、ほかの多くのエアラインと同様、T1に到着します。
また、3つのターミナルの間には、「スカイトレイン」が通っていて、相互に行き来することができます。
私も、T1からスカイトレインでT3を見物にいってきました。
なお、SQでも日本便はT3に到着するらしいので、おそらく成田からSQで行けば、T3に到着することになるのでしょう。
次回は是非、SQでチャンギに着いてみたいと思いました。
その時はぜひとも、エアバスの最新機材、A380にも乗ってみたいものです(^^;)