ノマドの足跡

旅、酒、ニュース、仕事関連などなど。思いつくまま書いたものです。

2009-01-01から1年間の記事一覧

【落語】 方正・瓶二・笑助 三人会

昨日17日、「らくごカフェ」の「方正・瓶二・笑助 三人会」にいってきました。 演目は次のとおり。 笑福亭笑助 「時うどん」 月亭方正 「猫の皿」 笑福亭瓶二 「だくだく」 神保町の「らくごカフェ」は初めてでした。 昨年の暮れにオープンして、新聞など…

臨時列車

足利まで行くのに今回は、東武線で栃木まで行き、そこから両毛線で富田まで行きました。 5年前にも行ったことはありました。が、なにせもう5年も前のこと。 路線検索で調べて行きます。 北千住で乗り換え。 次の電車は・・・と。。。「10時25分発」な…

あしかがフラワーパーク

昨日4日(祝)、栃木県足利の「あしかがフラワーパーク」に行きました。この時期の見どころは藤の花。 樹齢140年という古木の藤棚は巨大で、藤棚は20〜30メートル四方、幹の大きさも3メートル以上もあります。 また今が満開の花は房が大きく、淡い…

【寄席】 国立演芸場4月上席

国立演芸場4月上席は30周年特別番組。日替わりの出演者によるプログラムです。 昨日6日は、トリに権太楼師匠が上りました。 演目は次のとおり。 (開口一番)三遊亭玉々丈 「子ほめ」 柳家花緑 「権助提灯」 近藤志げる アコーディオン漫談 古今亭志ん弥 …

【ホーチミン・シンガポール】 アジアの「茶」

バックパッカーのバイブルともいわれる沢木耕太郎の作品『深夜特急』にこんなくだりがあります。 「何ということだろう。私は、あのイスタンブールのハナモチ氏が言っていた通り、ユーラシアの果ての国から出発して、アジアからヨーロッパへ、仏教、イスラム…

【ホーチミン・シンガポール】 マーライオン受難

「マーライオン受難」のニュースを知ったのは、日本からのメールででした。 「マーライオンに落雷があったそうですが」との、職場の人からのメール。その日は日曜日。新聞を読んでいませんでした。 前日の午後は、2007年12月にリニューアルオープンし…

【ホーチミン・シンガポール】 シンガポールへ

ホーチミンからシンガポールへ向かいます。 私は乗り物では外を眺めるのが好きなので、座席は窓際を選びます。 飛行機でもいっしょです。 ホーチミンのタンソンニャット国際空港を離陸したベトナム航空VN741便はインドシナ半島の南端、いわゆる「メコン…

【ホーチミン・シンガポール】 サイゴン陥落

たとえば、今の大学生にとって「湾岸戦争」とは、「歴史」の中での出来事です。やがて、「9・11」や「イラク戦争」も同じように「歴史」のなかでの出来事になって行くに違いありません。 同じように、1971年生まれの私にとって、「ベトナム戦争」は、…

【本】 立川談春 『赤めだか』

赤めだか作者: 立川談春出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2008/04/11メディア: ハードカバー購入: 30人 クリック: 195回この商品を含むブログ (295件) を見る 本書は、第1話から第8話とその後の特別篇その1とその2から構成されています。本篇となる第1〜…

【ホーチミン・シンガポール】 「ほんとう」の値段は?

東南アジアを旅していてしばしば当惑するのが「買い物」。 向こうがふっかけてきて値段交渉がたいへん!というのではありません。 そんなことはさすがにもう慣れっこになりました。 問題は、いくらが妥当な値段だったのか、結局わからずじまいということが、…

【ホーチミン・シンガポール】 ベンタン夜市

ベンタン市場は午後7時にクローズし、その頃からその両サイドの通りは、「夜市」へと変わります。広い通り沿いには、レストランも含めたさまざまな店が建ち並び、そこから入る小さな通りは、みやげや、衣類、アクセサリーなどの店が、所狭しと並びます。 そ…

【ホーチミン・シンガポール】 ベンタン市場

バイクの波に呑まれないよう注意して出かけます。 市内中心部にある「ベンタン市場」。 アジアで市場は欠かせませんね。 なにより庶民の生活の息吹を感じますね。 もっともこの、ホーチミン市のベンタン市場は観光地的な要素が大きいようです。 みやげ屋さん…

【ホーチミン・シンガポール】 川の流れのように

飛行機が高度を下げてくると、下に大きく蛇行するサイゴン川の流れが見えてきます。 このサイゴン川の恵みを受けて栄えてきたのがかつてのサイゴン、今のホーチミン市です。川は、作物や人の暮らしに必要な水を供給し、同時に人の営みのなかで排出されるさま…

【落語会】 若手研精会 弥生公演

本日(5日)、若手研精会の弥生公演に行ってまいりました。 演目は次のとおり。 (開口一番)古今亭志ん坊 「道灌」 柳亭こみち 「黄金の大黒」 三笑亭夢吉 「めがね泥」 春風亭一之輔 「二十四孝」 お仲入 柳家三之助 「試し酒」 入船亭遊ー 「子別れ」 今…

【ボルネオ】 森の人の森

「オランウータン」。 「オラン」は人、「ウータン」は森の意味。 つまり、オランウータンとは「森の人」という意味です。 オランウータンは、ボルネオとスマトラに棲息し、とくにここボルネオでは、北部のセピロックに代表される、保護活動が行われているこ…

【ボルネオ】 キナバルの街

コタキナバルはサバ州の州都です。 かつて英領時代にはジェッセルトンと呼ばれ、プランテーション作物や鉱物資源の積出港だったそうです。 現在もこの街の老舗ホテルは「ジェッセルトン・ホテル」で、およそその周辺がかつての市街地にあたります。 戦前の英…

【ボルネオ】 コタキナバルへ

目的地はマレーシア、ボルネオ島はサバ州のコタキナバル。 「コタキナバル」の「コタ」は市、「キナバル」は東南アジア最高峰の山、キナバル山に由来します。 実をいうともう二十年近くも前、私が初めて降り立った外国の地もこのコタキナバルでした。 (ただ…

【本】 瀧口雅仁 『平成落語論』

平成落語論─12人の笑える男 (講談社現代新書)作者: 瀧口雅仁出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/02/19メディア: 新書 クリック: 2回この商品を含むブログ (12件) を見る この本は、主に団塊世代以降の、次代を担うリーダーと目される(若手)落語家を11…

【肥薩線の旅】 熊本の夜

「九州横断特急」は、17時35分、熊本駅に到着。 宿に荷物を下ろして、夜の熊本の街に繰り出します。 熊本といえば、やっぱり「馬刺し」。 これを地元の酒、「香露」でやるのが、最高ですね! このときは、「がらかぶの唐揚げ」もいただきました。 「がら…

【肥薩線の旅】 人吉発、「九州横断特急」

人吉駅着。ここで、本日最後の列車、「九州横断特急」に乗り換えます。 「九州横断特急」が停車中のホームには、昔ながらの駅弁売り。 こういうところにも風情があります。

【肥薩線の旅】 山越えのあと、「大畑駅」

矢岳駅を出た列車は、矢岳第一トンネルを抜け、ループ線に入り、さらにそのあと二つめのスイッチバックにさしかかります。 ループ線のところで一旦停止。 下方に次のスイッチバックが見えます。 スイッチバックをすぎると「大畑駅」。 「大畑」と書いて、「…

【本】 A・M・ナイル 『知られざるインド独立闘争』

日曜日。 友人たちと待ち合わせて汐留のインド料理店にカレーを食べに行きました。 しかし、残念ながらその日は貸し切りのため、一般客はお断り。。。 とはいえ、私たちの「カレー・モード」が収まりません。 とにかくどこかでカレーを食べようと、銀座方面…

【肥薩線の旅】 肥薩線最高点、「矢岳駅」

真幸駅を出発後、「しんぺい」は、「日本三大車窓」の一つに数えられる風景を望む地点にさしかかります 足下にえびの盆地、向こうに霧島連山を望みます。 この日はたいへん天気がよく、霧島連山のさらに向こうに、桜島も見えました。 「しんぺい」はここで一…

【肥薩線の旅】 幸せを呼ぶ、「真幸駅」

「しんぺい」号は15時ごろ真幸駅に到着。 およそ10分間停車します。 ここ真幸駅は、「真の幸せ」というゴロで縁起がいいとされ、多くの観光客が乗降します。 それで有名になり、こうして「しんぺい」号も、ここでしばらく停車をします。 駅のホームには…

【落語】 若手研精会 如月公演

本日6日(金)、お江戸日本橋亭に行ってきました。 「若手研精会」の如月公演です。 演目は次のとおり。 (開口一番)志ん坊 「たらちね」 入船亭遊ー 「ぞろぞろ」 柳亭市楽 「やかん」 入船亭扇里 「田野久」 (中入り) 金原亭小駒 「鷺とり」 瀧川鯉橋 …

【肥薩線の旅】 吉松発、快速「しんぺい」

14時47分、「はやとの風」は終点、吉松駅に到着。 ここで向かいのホームの14時49分発、快速「しんぺい」に乗り換えます。 肥薩線、吉松〜人吉間を走る「しんぺい」号は、古代漆を思わせる、渋い丹色のボディー。 そこに、金文字のプレートが際だって…

【肥薩線の旅】 百年の歴史、「嘉例川駅」

「はやとの風」は、14時過ぎ、嘉例川駅に到着。 ここで、およそ5分の停車。 嘉例川駅といえば、今年で100年を越える長い歴史を持つ駅舎で有名。 現在は無人駅ですが、往年の面影を残して、当時のキップ売り場や駅事務室もそのままに残されています。 …

【肥薩線の旅】 隼人発、特急「はやとの風」

隼人駅に鹿児島中央駅発の特急「はやとの風」が入線してきます。 漆黒のボディー。 圧倒的な存在感です。 蒸気機関車のような重厚感を醸し出しています。 薩摩隼人の男臭さを感じさせるデザインといえるかもしれません。 内装は白木を基調とした明るくて柔ら…

【肥薩線の旅】 宮崎発、特急「きりしま」

24日土曜日。 11時54分発の特急「きりしま」で宮崎を出ます。 「車内販売はありません」という駅構内でのアナウンス。 乗車前に売店で買い込み。 焼酎とおつまみ。 焼酎は芋焼酎「天孫降臨」のカップを。なかなか他所では見ない商品です。 つまみには…

【肥薩線の旅】 宮崎の夜

先週末、南九州の名線「肥薩線」の鉄道旅に出かけました。 23日金曜日。仕事を終えて速攻で帰宅。 荷物を持って羽田へ直行。18時45分発の宮崎便に乗りました。 出発が少し遅れたのと、宮崎空港の強風の影響で20分ほどの遅れ。 着いたのは9時頃。ま…